キャッシュレスは導入してますか?

みなさん、こんにちは。
いつき総研のばーやんです。
最近、キャッシュレス決済がどんどん普及していますよね。
整骨院でもこの波が来ていて、コロナ禍以降、衛生面や非接触の利便性が求められるようになったことで、ますます導入が進んでいます。
キャッシュレス決済は、患者さんにとって便利なだけでなく、整骨院の運営にも大きなメリットがあります。
今回は、整骨院でのキャッシュレス決済のメリット・デメリット、そして導入時に気をつけたいポイントを詳しくご紹介します!
キャッシュレス決済の種類と現状
キャッシュレス決済と一口に言っても、その種類は多岐にわたります。
大きく分けて以下のようなタイプがあります。
- クレジットカード・デビットカード決済
VISAやMasterCardなど、国際的なブランドが代表的です。多くの患者さんが使っているので、導入しやすいですね。 - QRコード決済
PayPayやd払い、楽天ペイなど、スマートフォンを使って支払いを行うQRコード決済も人気です。
スマホで簡単に支払いができるため、若い世代、ビジネスマンを中心に需要が高まっています。 - 電子マネー決済
ICOCA、nanaco、WAONなどの電子マネーは、特に通勤・通学時に使用することが多いため、利便性が高いとされています。
キャッシュレス決済導入のメリット
1.支払いの利便性向上による患者満足度の向上
キャッシュレス決済を導入する最大のメリットは、患者さんにとって支払いが簡単かつスムーズになることです。
現金を持ち歩く必要がなく、財布の中の小銭を数える手間も省けます。
患者さんが利便性を感じれば、リピーターとなりやすくなるため、整骨院の収益向上にもつながります。
2.会計業務の効率化
キャッシュレス決済を導入することで、会計業務が大幅に効率化されます。
現金の取り扱いが減るため、レジ締め作業や銀行への入金などがとても楽になります。
また、現金の紛失や盗難リスクも軽減されるため、安心して運営を行うことができます。
3.新規患者獲得の可能性
最近では、キャッシュレス決済が利用できるかどうかを基準にサービスを選ぶ方も増えています。
特に若年層やキャッシュレスに慣れたビジネスマンなどは、キャッシュレス決済ができない場所を避ける傾向があります。
整骨院でもキャッシュレス決済を導入することで、新規患者の獲得に繋がる可能性が高まります。
キャッシュレス決済導入のデメリット
一方で、キャッシュレス決済の導入にはいくつかのデメリットもあります。
1.手数料の発生
キャッシュレス決済を導入する場合、クレジットカード会社や決済サービスプロバイダーに手数料を支払わなければなりません。
これは売上の数パーセントが取引ごとに差し引かれるため、整骨院の利益に直接影響します。
2.導入コストがかかる
キャッシュレス決済を導入するには、専用の端末やシステムを設置する必要があります。
これには初期費用や月額利用料が発生することが多く、小規模な整骨院にとっては負担になることもあります。
しかし、最近では低コストで導入できるサービスも増えているため、検討する価値はあります。
3.トラブル対応が必要
キャッシュレス決済システムが何らかの理由でダウンした場合、会計業務がストップしてしまう可能性があります。
また、カードの利用制限やQRコードの読み取りエラーなど、患者さん側のトラブルもあることを理解しておく必要があります。
こうした問題が発生した際の対応策をあらかじめ用意しておくことが重要です。
キャッシュレス決済と一部負担金の取り扱い
よく質問をいただくのが、「一部負担金はキャッシュレス決済で支払えるのか?」という点。
結論から言うと、支払い可能です。
厚生労働省の事務連絡でも、クレジットカードや電子マネーによる一部負担金の支払いは問題ないとされています。
※厚生労働省の事務連絡リンク
キャッシュレス決済導入の際に考慮すべきポイント
1.患者層にあった決済手段を選ぶ
キャッシュレス決済を導入する際には、整骨院に来られる方の層に合った決済手段を選びましょう。
例えば、若い世代が多い場合はQRコード決済や電子マネーが適しているかもしれません。
一方で、年配の患者が多い場合は、クレジットカード決済の方が利用されやすい可能性があります。患者のニーズに合わせて柔軟に対応することがポイントです。
2.システムの安定性とサポート体制
キャッシュレス決済システムは、安定した運用が求められます。
システムトラブルが頻発すると、患者の不満につながり、信用を損なう可能性があります。
そのため、信頼性の高いプロバイダーを選び、万が一のトラブル時にも迅速に対応できるサポート体制が整っているかどうかを確認しましょう。
3.手数料とコストのバランス
キャッシュレス決済を導入する際には、手数料や初期コスト、月額料金などの費用を事前にしっかりと計算し、利益率に与える影響を検討する必要があります。
各決済サービスの料金体系は異なるため、複数のサービスを比較し、最もコストパフォーマンスの良いものを選びましょう。
まとめ
キャッシュレス決済の導入は、整骨院の経営に多くのメリットがあります。
支払いの利便性向上や会計業務の効率化、さらには衛生面での安心感を提供することができ、患者満足度の向上に繋がります。
ただし、手数料や導入コスト、システムトラブルへの対策といったデメリットも考慮する必要があります。
整骨院に来られる方の層や経営方針に合わせて最適なキャッシュレス決済を導入し、より多くの患者さんに喜ばれる整骨院運営を目指しましょう!