公式LINEの運用方法

こんにちは、いつき総研のいなむらです。
前回、公式LINEの作成方法のブログ記事を書かせていただきました。今回は運用活用方法について書いていこうと思います。
実際に運用している先生にインタビューしましたのでご参考下さい。
運用方法
公式LINEを運用すると便利なことがあります。
・電話での予約を減らし、施術中でも中断せずに予約を受けることができます。
・LINE公式アカウントの管理画面では、患者さんごとにメモやタグを付けて情報を管理できます。
・LINE公式アカウントのチャット機能を使って、患者さんからの問い合わせに個別対応できます。
営業時間外であってもLINEでメッセージを受け付け、後ほど返信できるため、患者さんとのすれ違いを防げます。
1.予約の受け方
① 手動対応で予約を受け付ける方法
手順
公式LINEアカウントを開設し、友だちに追加してもらう
「予約受付」の案内を投稿 or 固定メニューに追加
例:「希望日時・名前・連絡先をメッセージで送ってください」
ユーザーからの予約メッセージを確認し、手動で返信する
予約確定メッセージを送信(例:「〇月〇日 〇時にご予約を承りました。」)
リマインドメッセージを送る(前日や当日に確認のメッセージを送ると親切)
メリット
柔軟な対応ができる(細かい相談も可能)
特別なシステム導入が不要でコストがかからない
デメリット
予約管理が手間(人手が必要)
② 自動予約システムを活用する方法
方法① LINE公式アカウントの「リッチメニュー」「応答メッセージ」を活用
リッチメニューに「予約ボタン」を設置
自動応答メッセージで予約方法を案内(例:「以下のURLからご予約ください」)
Googleフォームや予約サイト(例:Coubic, RESERVA, STORES予約 など)と連携
方法② 予約管理システム(LINE連携ツール)を導入
おすすめの予約システム
リピッテ(LIPITTE)
Tol(無料で使える予約システム)
RESERVA(多機能で飲食店・美容室向け)
Coubic(シンプルで使いやすい)
https://line-marketplace.com/jp/app?field_solution_category[]=316&field_app_industry=All
メリット
予約を自動化できるので手間が省ける
ダブルブッキングを防げる
ユーザーが24時間いつでも予約できる
デメリット
一部のシステムは有料
③ どちらの方法がいいのか
手動対応(少ない予約なら手間も少ない)
自動予約システム(管理が楽でスムーズ)
2.チャットで簡単相談
施術内容や料金の問い合わせも、LINEの チャット機能 を使えば気軽にやり取りできます。患者さんからの質問にもすぐ対応できます。
「毎回同じ質問がくる…」そんな時は、AIチャットボット を導入するのもご検討下さい。よくある質問に 自動で返信してくれるので、業務の負担を減らせます。
3.キャンペーンやお知らせを配信
LINEを使えば、新しい施術メニューの紹介や、お休みの案内 も簡単にできます。
先生にインタビュー
今回は公式LINEの運用方法について、実際に導入されている南田辺整骨院の佐多先生にインタビューを行いました。どのように活用されているのか、詳しく見ていきましょう。

導入経緯について

Q. 公式LINEアカウントを運用し始めたのはいつ頃ですか?



A. 開業は7年前で、公式LINEは3~4年前(2021年頃)に導入しました。



Q. どのような目的で公式LINEを導入しましたか?



A. 患者さんとのコミュニケーションや情報発信のために導入しました。また、データ収集やグループ分けも行いたかったので、LINE連携ツールを活用しています。



Q. LINEの運用は誰が担当していますか?



A. 私が担当しています。
活用方法について



Q. 公式LINEで主にどのような情報を発信していますか?



A. キャンペーン情報、施術の空き状況、セルフケア動画を配信しています。



Q. LINEを使って予約管理をしていますか?どのように運用していますか?



A. LINE連携ツールの予約管理機能を利用しています。



Q. 患者さんとのコミュニケーションにはどのように活用していますか?



A. 事前カウンセリングや事前問診、アフターケアに活用しています。
運用のメリット・デメリット



Q. 公式LINEを導入して良かったと感じる点は?



A. 患者さんとのコミュニケーションがスムーズになり、事前準備やアフターケアがしやすくなりました。



Q. 逆に、運用する上で大変なことはありますか?



A. 動画を作成して発信する際、最初はネタ探しが大変でした。



Q. 公式LINEを活用する上で工夫していることは?



A. LINE連携ツールを利用し、患者さんをフォルダ分けして必要な情報を適切なグループに向けて発信しています。また、予約をLINE経由にするように導線を整えています。



Q. 他の整骨院にも公式LINEの活用を勧めたいと思いますか?



A. ぜひ勧めたいです。患者さんの事前カウンセリングやアフターケアがスムーズにできるので、導入すると便利だと思います。
まとめ
公式LINEは、予約管理や情報発信、患者さんとのコミュニケーションに非常に有効なツールです。手動対応と自動予約システムのどちらもメリット・デメリットがあるため、自院の運用に合った方法を選ぶことが重要です。ぜひ、うまく活用して業務効率化に役立ててみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!