「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」って何が違うの?わかりやすく解説!

皆さんこんにちは!
いつき総研ばーやんです!

皆さんは「資格確認書」「資格情報のお知らせ」の違いをご存じですか?
2024年12月2日をもって、従来の健康保険証は新規発行が終了し、マイナ保険証に移行となりました。
これに伴い、「資格情報のお知らせ」という書類が発行されており、そちらを保険証の代わりだと思って受付で提示される患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
一方で、資格確認書も発行されており、「資格確認書」と「資格情報のおしらせ」の取り扱い方法が分からないというお声もよく聞きます。
今回は、こちらの書類の違いと取り扱い方法について解説します!
最後まで見ていただけると嬉しいです!

目次

資格確認書と資格情報のお知らせの違い

そもそも「マイナ保険証」とは何?

マイナ保険証とは、マイナンバーカードを健康保険証として利用する仕組みのことです。
マイナンバーカードを持っている人は、利用登録をすれば健康保険証として使うことができます。
利用登録ができていれば、従来の健康保険証がなくても保険診療を受けることができます。

「資格確認書」とは?

どのような書類?

マイナ保険証を利用していない人向けの保険証の代わりの書類になります。
これまでの健康保険証と同じように使うことができます。

どんな人がもらえる?
  • マイナンバーカードを持っていない人
  • マイナンバーカードは持っているけど健康保険証の利用登録をしていない人
  • マイナ保険証の利用登録を解除した人
  • マイナンバーカードの電子証明書が失効している人
  • 75歳以上で新たに後期高齢医療制度に加入する人
目的は?

「資格確認書」は従来の健康保険証と同じように医療機関で使える書類です。
マイナンバーを発行していない人、利用登録していない人が保険診療を受けれらるように発行されるものになります。

  • これまでと同じように提示するだけ
  • 有効期限は最大5年
  • 紙またはプラスチックのカード型など、保険者によって様式が異なる

「資格情報のお知らせ」とは?

どのような書類?

マイナ保険証を利用している人向けの確認書類になります。
マイナ保険証には、健康保険組合や保険者番号が記載されていないため、必要な情報を確認しやすくするために交付されます。

どんな人がもらえる?

マイナンバーカードを持っていて健康保険証としての利用登録が完了している人

目的は?

「資格情報のお知らせ」の役割は、マイナ保険証が正常に使えないときの補助です。
例えば、院内のシステムトラブルでマイナンバーカードが読み取れない場合「マイナ保険証」と「資格情報のお知らせ」をセットで提示すれば、保険診療が受けられます。

「資格情報のお知らせ」はあくまで補助をするための役割なので、単体では保険診療を受けることができないので理解しておきましょう!

まとめ

マイナ保険証を使わない人→「資格確認書」が交付される
マイナ保険証を利用する人→「資格情報のお知らせ」が届く
マイナ保険証は便利ですが、機器トラブルなどがありマイナ保険証を読み込めないときは「資格情報のお知らせ」も必要!
マイナ保険証を使えない人は、「資格確認書」が保険証代わりになる!
今後、「資格確認書」と「資格情報のお知らせ」を提示される患者さんが増えてくると思われます。
いざ提示されたときにすぐに対応できるように制度をしっかり理解しておきましょう!

  • URLをコピーしました!
目次